🌕観月の夕べ2025|けいはんな記念公園で楽しむ幻想的なお月見の夜

おでかけログ

先日、京都の「けいはんな記念公園」で開催された一夜限りのイベント「観月の夕べ」に行ってきました。
今年は開園30周年を記念して、例年の催しに加えてドローンショーなど特別企画もあり、にぎやかで幻想的なお月見の夜になりました。

会場とアクセス

「観月の夕べ」は、けいはんな記念公園(水景園・芝生広場)で毎年中秋の名月の時期に開催されるイベントです。
私は新祝園駅からバスで向かいました。初めて訪れたのですが、入口付近に並ぶメタセコイアの木々がとても印象的で、まるで別世界に迷い込んだような気持ちに。

入口は西と東の2カ所ありますが、どちらからでもスムーズに入ることができます。

イベントの雰囲気

午前中は雨が降っていましたが、SNSで「予定通り開催」との情報を確認し、天体観測のみ中止とのことで向かうことにしました。
17時のスタートに合わせて徐々に人が増え、会場は子ども連れの家族や犬を連れた方々で賑わっていました。

日が暮れ始める17時半頃、芝生広場には竹あかりの灯りがともり、幻想的な雰囲気に包まれます。
屋台では、唐揚げやポテト、ピザ、たいやき、団子などさまざまなグルメが並び、混んでいるお店でも5分ほど並べば買えるくらいの混雑具合。
お月見団子やみたらし団子も販売されていて、秋の風情を感じられました。

月の音楽会とドローンショー

月の音楽会」は、水景園内の舞台で開催され、神社奉職者による雅楽と異国の楽器が融合した幻想的な音楽が響きました。
静かな夜に流れる音色が美しく、子どもたちも普段あまり耳にしない音に興味津々。

そしてこの日の目玉、30周年記念企画のドローンショー
私自身初めての体験で、空に浮かぶ光の群れが完璧に動く様子はまさに近未来的。
花火のように一瞬で消えることもなく、宙に描かれる立体的な演出に感動しました。
「映像で見るのとは全く違う」と感じる迫力で、実際にその場で見られたことが嬉しかったです。

月のアート展とスタンプラリー

月をテーマにした「月のアート展」も開催されており、さまざまな手法・表現で描かれた作品が並んでいました。
夜の静けさと灯りの中で鑑賞するアートは、昼間とは違う味わいがあり、より感性を刺激されます。

また、スタンプラリーにも参加しました。
子どもも大人も楽しめる内容で、各会場を巡るうちに自然とイベント全体を回れるようになっています。
参加賞では「30周年記念手ぬぐい」が当たり、とても嬉しかったです。

夜空と秋の心地よさ

この日は曇り空でしたが、雲の隙間からときおり顔を出す月が幻想的で、かえって風情を感じました。
秋の夜風が心地よく、ライトアップと音楽に包まれながら過ごす時間は特別なものでした。

夜の雰囲気が本当に素敵だったので、次は昼間にも訪れてみたいと思います。

🌸けいはんな記念公園の年間イベント

けいはんな記念公園では、年間を通して季節ごとのさまざまなイベントが開催されています。

春〜初夏
・いけばな教室(水景園での華道体験)
・ロボット・アバター・ICTフェス(5月/けいはんな万博2025の一環)
・自然観察イベントや花壇のメンテナンス


・妖怪園(子ども向け妖怪イベント)
・夏の星空観察会


・木津川アート2025(9月下旬〜10月中旬)
・観月の夕べ(中秋の名月を祝う行事)
・せいか祭り(模擬店や音楽ステージ)
・ハンディキャップを抱える子どもの芸術展


・屋内での文化イベントやワークショップ

また、通年で「ポケットマルシェ」や「親子自然体験」などのイベントも行われています。
季節の移ろいとともに、自然・文化・科学が調和した体験ができる場所です。

➡️ 公式サイトはこちら

🌕まとめ

幻想的な竹あかりと音楽、ドローンショーが織りなす「観月の夕べ」は、五感で秋を感じられる素敵な時間でした。
にぎわいの中にも穏やかな雰囲気があり、家族でもカップルでも楽しめるイベントだと思います。

秋の夜長に、静かであたたかい灯りに包まれながら過ごすひととき。
来年もぜひ、また訪れたいと思える一夜でした。

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